【ブログ】ティーバッグの秘密part2 テトラ型の作り方

 こんにちは。播磨屋茶舗 t to(ティートゥー)担当の赤松です。本日はティーバッグの秘密 part2としまして、ティーバッグの抽出性についてお話します。

 ティーバッグの抽出性が変わる要因は「形」と「素材」です。今回は形についてお話します。

 

 ティーバッグには主に2種類の形があります。では、みなさんはどんな形を思い浮かべますか?昔、ビジネスホテルなどに良く置かれていたもののイメージが強い方は、平たいものを思い浮かべるのではないでしょうか?昔は技術も発達しておらず普及もしていなかった為、平べったい形しかありませんでした。

 ですが、数年前からティーバッグをテトラ型(三角形)に成形することが出来るようになりました。平たいものと比べて三角形のものだとどういいのかというと、茶葉が広がるスペースが広くなり、抽出性が高くなるんです。

 平たいものだと中の空間が狭いので、茶葉が広がりにくく、そのためお茶の味や香りが出にくかったんです。テトラ型のティーバッグが生産できるようになり、良いお茶もティーバッグに使えるようになりました。

 

 ではどのように作るのでしょうか。こちらをご覧ください。↓

  一片をはさんで止めたまま90度ねじるために、テトラ型のティーバッグになります。この機械は90度に回転する機械が命です。ですが、この機械にはお茶の粉が入り込みとても汚れやすく故障することも多いです。

 播磨屋茶舗ではこの機械を自分たちでばらすことが出来るので、メンテナンスや掃除を定期的に行い、安定的に生産することが出来るため人件費も抑えられ、最終的にお客様に届く際の価格もお手ごろに出来るんです。

 技術の進歩によってテトラ型のティーバッグが生まれ、それを使いこなす技術者がいるからこそ、t to(ティートゥー)はかんたんにおいしいお茶を届けることが出来るんです。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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