【ブログ】ティーバッグの秘密part3 ポリ乳酸とは
こんにちは!播磨屋茶舗 t to担当の赤松です。
前回は「ティーバッグの形」についてでしたが、今回は「ティーバッグの素材」にフォーカスします。
ティーバッグの素材と言われてもピンとくる方は少ないと思いますが、「紙」「合成繊維」「ポリ乳酸」の3つに分けられます。
「紙」は一番イメージしやすいかと思いますが、いわゆる「紙」をティーバッグにしています。紙なので、ティーバッグを捨てる際は、特に気にすることもなくそのまま捨てることが出来ます。
「合成繊維」とは例えばプラスチックなどのことを指しています。紙よりも網目が大きいものが多いので、抽出性が高いです。しかし、地域によっては生ごみで捨てることが出来ず、分別しないといけないこともあります。
「ポリ乳酸」とは、植物由来のティーバッグ素材です。自然に還る素材ですので生ごみとして捨てても問題なく、マイクロプラスチックについても特に気にする必要がありません。
ポリ乳酸も網目を大きくすることが出来るので、抽出性が良いものもあります。
ですので、この3つの中でいうと最も高価なものがポリ乳酸になります。ただ、「植物由来」という価値を日本の事業者がまだまだ気付いていないため、海外ではほとんどスタンダードになりつつありますが、日本ではほとんど見かけません。
また、ポリ乳酸は成型する難しさもあります。柔らかい素材なので、パリッと形を決めることが難しく、加工には一定の技術が必要です。
t to(ティートゥー)は全てポリ乳酸を使用しております。ポリ乳酸を使用し、この品質のお茶をこの価格で提供できるのも、播磨屋茶舗が長年ティーバッグ加工を自社でやり続けてきたからなんです。
さまざまなこだわりが詰まったブランドです。ぜひ気になった方は、お気軽にお問い合わせください!